みどりヶ丘老人ホーム 平成13年竣工
全  景 ここの現場には何回も来ましたが、当時の私の仕事は大きい物件の
中の一部であり、結局の所、建築物自体の事はあまり解りません

全体図面自体を見ることも少なかったからです。
それでも出来上がりを見てとても感動いたしました。



※ 実際の所、写せたのは公共に使われた場所ばかりです。
入居されて居ります関係で部屋内にある

 ・ミニキッチン
 ・造付家具(下駄箱・電話台・棚・物入)

上記は写して居りませんし、住居階への進入・もちろん、撮影も
御座いません・・・
下駄箱 私が書いた物件は名札を貼る下駄箱部分全てと壁との取り合い部分が
含まれます。
壁とのチリや、下地桟の位置決め図面を起こします。
下駄箱名札 「これ・・・この名札を貼るから」と出した見本
ものすごく大きい(笑)

「え?」と眺めていると設計事務所の先生曰く

「これくらいでかくないと年よりは読めん!」
「ああ そうで・・す・・・ね(それにしても大きいな・・・・)」

そういえばどこの部屋のも「札」は巨大でした。。。

 
・居室に入る「名札」(表札ではない合宿所みたいな感じ)
 ・風呂・洗面・バス・トイレの表示


バランスの問題などより、見える事が大事であり不自然な程
大きい物ばかり
月例会の日、先生から名札を受取り家で計りながら書いたのでした。
受付カウンター(1) 見るとたいした事の無い受付カウンター

でも、とっても苦労の連続でした・・・
このカウンターの取り合いを考えるだけでも「リフォーム担当の方」何度となく
図面のやりとりを致しました。

取り合いを頑張って考えるのは「サライさんの仕事だよ」と先生よりお言葉を
頂き、凄くブルーになった事を思い出します。

何度もこのカウンターのせいで○槻までの長い距離を行ったり来たり・・・
受付カウンター(2) ガラス面との取り合いや、前の下がりについて指摘が有りました。
このままの厚さでは壁が持たないために、色々な事を考えてます・・・

カウンターに段差の有るのも問題の一つでした。
受付カウンター(3) この撮影自体は、竣工して随分と経ってからのちに「当時の監督さん」に
メールを送り、撮影の許可を頂きました。

洗いが入っている時に、見学した事は有りましたが使われている物を見る
のは何となく特別な気持ちが有ります。


やはり、「受付」の文字も大きいですね
食堂(1) 大食堂の様な雰囲気になっていますが、ここのカウンター部分を担当

設計事務所の先生がこの色がお好きらしくそこここに使っておりました。
うーん 変わった色使い・・・と思いましたが、老人ホームと言うことも有り、
多くの色を使っているのかなぁ??やっぱりわかりません

トイレも男子「ブルー」・女子「ピンク」でしたね

老人になっても男の子色、女の子色らしいです(笑)パステルでした。
食堂(2) ステンレスエッジ部分・・・誰も気が付かないですが、ここの取り合いは
大変でした。

食堂洗面 TOTOの洗面化粧台です。

今 見れば腰壁の水はね部分はどうしていたのだろうと思いますが、
その当時は気にもならなかったですね。
脱衣室・脱衣棚 造り付け脱衣棚です・・・
他にも洗面等が有りましたが、あまり写りが良くなかった為にはずして
有ります。
1F・違い棚
どう思い起こしてもこの形では無かったのですが、途中でこの形に変更に
なったようです。

現場サイドの事も有るかとは思いますが少し残念です・・・
食堂横和室 何畳か面倒で数えて居りません、というか数えられません。
ここでカラオケとか宴会とか色々な行事が開催されて行くのでしょう

撮影の日は敬老の日が近く、団子を作ろうと準備して有りました。

そのうち私も老人になります。
こんな場所で余生を送るのかそれとも「プール付き豪邸(あり得ない)」


とりあえず、撮影は無事終了致しました。
   
  とても思い出の多かった現場です。
電車で2時間以上かかり、着いて打ち合わせ・・・さよならーっと大急ぎで帰宅して次回の図面を
書くという日が続いてました。
「現場事務所にて打ち合わせそのまま帰る」という事もあり
現場には行くこともありませんでした・・・

出来上がって目の前で見るとモノクロの映画がカラーになったような感動が有りました。

撮影に行っても宜しいですか?とお聞きして
快く引き受けて下さった「監督さん」有り難う御座いました。
心より感謝致して居ります。。